愛すべきthe band apartについて ~第2回~
- 新作「Memories to Go」発売
前回のブログ記事を書いてから半年ぐらいが経過しました。
ついに愛すべきthe band apartは新しいアルバムを発売しました。
その名も「Memories to Go」!
キタね!これは!
いや~やっぱバンアパさんかっこいいよほんとに。
もうね、前のブログでライブが不安定だってことを書いてたけど、今回もきっと不安定だと思うよ川崎さん!
だって今回の川崎さんすっごい暴れてるもの。
感覚としては「alfred and cavity」の頃を彷彿とさせるギターヒーロー降臨ですよ。
速弾きメタルモンスターもびっくりの大暴れっぷり。特に曲のアウトロ(いつもバンアパさんたちはアウトロで聴かせるところがある)で顕著で、速弾きのフェードアウトで終わるM7「She is my lazy friend」は圧巻もの。
往年のギター小僧から現在進行形のギターキッズまで唸らせる速弾き。
川崎さん、あなたすごいよ!ほんとに!
というところで、あまりにレコーディングに力入れすぎてる感がハンパないのでこれはライブもかなりハラハラもんだろうなと思っております。
- 改めてバンアパさんすごいです
どうしてこんな曲が作れるんでしょう。ミュージシャンは命削って音楽作ってるっていうのがほんとに当てはまるバンドがthe band apartです。
バンドの技量の限界を常に更新しようとしていて常にチャレンジをしています。
確かにバンアパ節ともいえるようなカッティングとかコード進行とかシャッフルビートみたいなのは必ずあるんです。
もうなんかフュージョンバンドなんじゃないかと思ったM2「ZION TOWN」なんてのもこれまでのバンアパを知ってるとすごくすんなり入ってくる。
というかこの曲はAメロの入りがとても良い。こんなメロディで歌いだす人気バンドある?
というかこういうバンドが日本のロックを耕してくれたからこそ、今Suchmosなんかが大人気なわけで、Suchmosに続けと烏合の衆がレコード会社からこぞってデビューさせられてるわけですが、もうそういうのやめてよ。
とはいえ、バンアパが人気を得だしたころもバンアパみたいなバンドがたくさんいたな、俺は割と好きだったけど。なかなか今も活動してるのっていないな。
そう考えれば考えるほどthe band apartは稀有な存在で、日本のロック界にバンアパ以前とバンパ以降と言わせるほどの影響力があったある意味レジェンド的なバンドなのにも関わらずいまだ進化をやめず、人気に甘んじることなく腰を低く据えて色んな所でライブやったり色んなミュージシャンに客演したり、横のつながりも広く活動しています。
だから好きなのかもな。会いに行けるアイドルじゃないけど、そこら辺のライブハウスでやってそうな身近な大物感があって好きなのかも。
前回のブログでもっと売れてほしいなんて言ったけど、このスタンスだから続けてこれてるしこのスタンスで活動してるから好きなのかもな。
だってさ、何回かライブ見たことある人はわかると思うけど、この人たちめっちゃオシャレで複雑な曲やってる割にはクッソ汗かいてめちゃくちゃエモーショナルに演奏するんですよ。
で荒井さんのMCも「うす!ありがとうございます!」みたいな体育会系というかハキハキした誠実なMCをするし、原さんはなんか狂ってるしで全然そこらの凡百のみんな同じような髪形した
そうこんなの。しょうもないナルシズムでスペシャでRage Against the Machineの「Guerilla Radio」カバーしちゃうようなコメントしづらいバンドマンみたいな。
こんなのみたいなナルシズムの無いある意味リアリズムのバンドがバンアパなんですよ。
この[Alexandros]だってRADWIMPSだって少なからずバンアパから影響受けてます。
そんだけレジェンド的なバンドなのにいまだ新作で新しいことやってるなんて、もうなんかそりゃあなた方が力尽きるまでついていきますよってなもんで。
- 総括
今回の新作はバンアパの日本語詞が好きな人も、バンアパはやっぱ英語詞だよなって(しょうもない評価しかできない残念でかつ音楽を聴いてない)人もきっと満足するアルバムです。
今年の夏はこれ聴いてりゃいいような気もする。
では。
近況あれこれ 第1回
※[20170910追記]タイトルがしっくりこなかったので変えました。なので内容の一部に整合性が取れていない部分があります。
※[2017/9/1追記]愚かな過ちに気づいたのでブログタイトル変更しました。
ブログを書いていて過去の記事を消すつもりは全くないけど
なんか曖昧な感じで書いていて「最近見たもの聞いたもの」シリーズを3回続けてきたということもあり、改めてコラム的なシリーズも始めてみようと思い立った。
何気にアクセス数も少しあってちょいちょい誰かが見てくれているのならば
もういっそのことカテゴライズしてみてもいいのかもと思っています。
と言っても更新頻度はかな~り低いですが。
■タイトルの思いとは
ここを本拠地とする!というタイトルは、私が大好きな「水曜どうでしょう」のセリフに由来する。
もう何の回で使われた言葉か覚えてないけど、とにかく印象的で汎用性が高くて
飲み会の席とか、夏の季節だとBBQやるときなんかにもよく使える。
ああほんと大泉洋ってすごくて、大泉洋にまつわるストーリーで俺がすごく好きな話があって、お笑いコンビのタカアンドトシ(彼らも北海道出身)がなかなか北海道でも目が出なかった時期があったらしいんだけど、その時の彼らにとって大きな壁があったらしく、何かのテレビ番組かで話してたんだけど、「北海道には大泉洋っていう怪物がいた」ってことを話してたんです。
なんかその話に俺はすごく夢を感じて、ぶっちゃけ「水曜どうでしょう」は完全な後追いで、リアルタイムの'95~'98年頃なんて大泉洋なんて全く知らなかった。
でも俺がのんきに小学生やってKOFやってハイパーヨーヨーやって、喘息で中学の入学式行きそびれたりして中学登校の初日にメチャクチャ緊張したりしてた時に、北海道じゃ大泉洋っていう怪物が暴れまわってたっていうエピソードがなんか大泉洋を知った当時20代前半だった俺にはとてつもないワクワク感があって好きだったのです。
大学時代の友人で北海道出身のやつがいるんだけど、そいつに「水曜どうでしょうっていうか大泉洋ってどうだったの?」って聞いても「俺あんまり知らなかったわ、周りのみんなは見てたっぽいけど」っていわれて「てめえが道民だったっていう価値はねえ!」と切り捨てたことがあります(今でも仲のいい友人です)。
という、とりとめもないかなりどうでもいいところからこのタイトルがつけられています。
この間フラッとラジオつけてたら文化放送の「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI」という番組で田中真紀子が出演していて歯に衣着せぬ物言いでとても面白かった。
今の安倍政権をぶった切ってあーだこーだ言うんだけど、この人はちゃんと国民の生活がより良いものになっていくかを考えて政治活動してたんだなと、かなり感心した。
「再就職先として政治家を選んでる」なんてことも言ってたけど、本当にこの世の中をどうにかしたくて政治家になってる人って何割いるんだろうかと考えさせられてしまった。
でもきっと若手の議員はそういう理想を抱いて当選するんだけど、汚いオッサンたちの利権争いとかでやりたいこともできなくて、結局いつのまにか自分もその一員なんてこともザラにあるんだろうな(一般企業でもそういうことはある)。
若いころに抱いた夢とか理想とか理念とかを初志貫徹できる人なんてこの世にいるんだろうか。そもそもの話。
規模が大きくなればなるほど関わる人も増えてきて、守るものも増えてくる。
そうなるとどこかで折り合いをつけなきゃいけない場面もきっとある。
そこで自分の理念とか理想とかを守り続けられた企業ってどれくらいあるんだろうか。
雇われてる平社員の自分には知りえない世界だけど、今ある環境を当たり前だと思っちゃいけないなと常々思っている。
何かやるにはお金がかかってそのお金は売上から賄われてたり、銀行から借金したりしていて結局売り上げからなんとか補填しなきゃいけないわけだけど、その売り上げってなんなのかとかどうすれば売り上げが上がるのかとかそのために自分は何をしなきゃいけないのかとか考えない人がこの世には多いのかもわかりませんね。というかサラリーマンのなかでは。
自営業の人たちはその苦しみをよーくわかってる。だからある程度の国のやり方には黙ってられる。うまくやってくれと。俺らは俺らで忙しくて大変なんだからそれ以外の枠組みのほうはうまくやってくれと。築地→豊洲の件ではそういう考えの仲卸もいました。
そういう感覚を雇われてるやつら、というか雇われることに安住してるやつらは持ってないんです。バイトもそう。まあバイトにそこまで求めんなっていう意見もあるけど。
生きることに必死じゃないやつら。明日のメシも食えるかどうかもわからない人たちが何気に日本にも多くて、そういう人たちからすれば、世の中がどう変わろうが知ったこっちゃないんですよ。今日のメシがあるかどうかもわからないのに。
そういう弱者の意見(というか感覚)を大多数の雇用者諸君も持つべきだと俺は思います。
今あなたがいる環境は当たり前ではないんだよと。
必死こいて頑張ってきた結果(それは自分じゃなくてあなたの親とか頑張ったのかもしれない)が今の生活なんだよと。
ああなんだか説教臭い嫌な文章になっちゃいましたね~。
田中真紀子が出演したラジオとは全く関係ない話になってしまいました。
が、まあみんなそれぞれの生活で一生懸命なんですよ。
だからできる範囲で俺はいろいろ考えていこうと思います。
ぞの結果をブログにして、いつか俺が年を取った時に見返して、「バカだったな~」とか「恥ずかしいな~」とか言えるようにしたいと思います。
ではまた!(今回全く音楽関係無かったな)
最近見たもの聞いたもの 第3回
■環ROYの新作を買いました
ここ最近よくヒップホップというかラップが復活しただのフリースタイルダンジョンが流行ってるだのっていう話をよく耳にします。
僕個人もそのジャンルの音楽は大好きで、単純にノリが良くて言葉のリズムが気持ちいいからなのかもしれないですが、洋邦関係なくいろんな曲を聴いてきました。
そんな中でここ5〜6年で一番好きなラッパーが環ROYです。
もうなんていうかこの人はもはやただのラッパーではなく、いちアーティスト、表現者として非常に優れていて、言葉の選び方、韻の踏み方が他にない唯一無二のようだと思っています。
あと親しみやすいルックスも個人的には高評価で、なんというか見た目で勝負してない所も好きな要因です。
そんな彼の約4年ぶりの新作が「なぎ」です。
すでに発表されていた「ゆめのあと」「Offer」を含む全11曲41分の快作で、いちいち解説する気はないですけど、待っただけの甲斐がある素晴らしい出来です。
音も言葉も全てが優しさに包まれて、アーティストとして表現者として、年齢を重ねたせいもあるけれど、一皮も二皮も剥けた印象を受けます。
これを聴かずして今のヒップホップは語れないというか、別の次元に飛んでいるので語る基準が違うようにも思うけれど、これはヒップホップの向こう側です。
まあ大げさに書きすぎたかもしれないけど、軽い気持ちで沢山の人に聞かれたらいいな〜と思います。
■またEgw Eimiを観てきました。
前回のブログでも触れましたが、Egw Eimiのメンバーが友達なのでよくライブに誘われます。
あんまり面白くないバンドだったら見る気も失せるけど、やっぱり贔屓目にみてもいいバンドなので頻繁に見に行ってしまうのです。
そんな最近の彼らはポップさから脱皮したいらしく、ギターの越は「シューゲイザーバンドになりたいんだ」とかなんとか申しておりました。いいぞ〜、やれやれ!
やっぱいいバンドにはいい対バンが付くもので、今回の対バンも見応えがありました。
その中でも圧倒されたのがbakyun the everydayというバンドで、なんつーかもうすげーかっこいいバンドでした。
YouTube調べてたらいっぱいあったから適当にこれで。
bakyun the everyday - ベースボールプレーヤーソング - YouTube
とにかくドラムがいい仕事してた。
安定した速さでまるでアヒトイナザワを彷彿とさせる16ビートの鬼でした。
いや〜、いいバンドだったな〜。
そのあとのトリにやったケトルっていうバンドもそれはそれで良かったけど、インパクト面では完全にbakyun the everydayのほうが圧倒してたな〜。
バンドって面白いな〜。
■グアムに行ってきました。
会社の社員旅行でグアムに行ってきました。
長年の社長の夢を実現できたのは我々社員の日々の努力があったからこそだと思いたい。
いや、俺よりも他の皆様の努力の結晶が今回の社員旅行に繋がったのだと思います。
参加できなかった社員の分まで楽しむことが我々の責務であると。
70人以上の社員を連れて海外旅行に行くなんて並大抵の努力ではないです。
グアムの感想をざっくり書くと、
雨季なので湿気ハンパない
海の景色がキレイ
メシ意外とうまい
とにかく外は暑い
に尽きるかなと。
これはホテルからの眺め。メチャクチャ最高。
またいつか行きたいな〜。
じゃまた!
最近見たもの聞いたもの 第2回
■At the drive inの新作を聞きました。
なんと17年ぶりの新作だそうで、17年って相当な月日が流れているはずなのに彼らのテンションは凄まじく、17年という月日を感じさせないハードコアなアルバムでした。
前作から考えてもギタリストであるオマーの思考回路というのは常人の比ではなく、The mars voltaというプログレッシブで複雑怪奇なバンドを経験し、ソロ作も作り上げて音楽の高みを目指していたにも関わらず、結局ハードコアに戻ってくるという、まさに原点回帰な内容となっています。
昔からのファンはもちろん、At the drive inってなんじゃいっていう若者にも是非聞いてもらいたいアルバムです。
今回のアルバムに入っている曲がこちら
At The Drive In - Hostage Stamps (Official Music Video) - YouTube
■いいバンドのライブを観れました。
先日、下北沢Daisy Barというライブハウスに、Egw Eimi(エゴ・エイミー)というバンドを観に行きました。
公式サイトはこちら
もともとギターの越は大学時代からの友人で、ボーカルのちえちゃんも知ってるので友達補正も加味して贔屓目に見たとしても、かなりレベルが高い良いバンドなのです。
そんなEgw Eimi最近の曲がこちら
Egw Eimi/真夜中のワンダーランド - YouTube
ね?良質なポップソングでしょ?
そんな彼らのライブを観に行ってきまして、まあ彼らのライブは良かった。前に見たときより音のバランスがすごく良くて気持ちいいライブだった。
ていうかDaisy Barってクリープハイプを輩出した10年選手のライブハウスなのでPAさんも腕がいいのかもしれないですが。
それはそれでいいとして、今回は対バンがとても良かった。
女性ボーカルをブッキングした日で、Egw Eimiの後に出演したバンドがとても良かったので紹介します。
⚫︎見田村千春
見田村千晴 - 今度、君に会うまでに MV - YouTube
ここ数年個人的にヒップホップを感じる女性シンガーソングライターが好きなんですが、まさにドンピシャっていうかルーパー使ってギターと声で色んな音を重ねて曲にして、まさにDIYで曲を形成していくっていう物凄くカッコいいライブをしていました。
なんだかライブの完成度高いな〜と思ってたらメジャーデビューしてるじゃねえかよっていうかもうたぶんその界隈ではかなり有名じゃんかよ!って思いました。きっともっと有名になると思います。
⚫︎雨のマンデーズ
【MV】さよならマンデー/雨のマンデーズ - YouTube
この曲はやってたかな〜たぶんやってなかったかも。
この子達も物凄い貫禄というかたぶんクソ若いのに達観してるというか見えてる世界が違うんだろうなと思わせるような、「はあ、オジサン完敗ですわ」って思ってしまうバンドでした。
やっぱ経験してきたからかドラムとギターを特に見るんだけど、ドラムはすごい淡々と複雑な演奏してて、またこれギターの女の子は音がクソ良くて、テレキャスとJCっていう最高の組み合わせを最大限活かしてる音を使っててめちゃくちゃ羨ましかった。
単純にすげえなって思いました。
⚫︎Bray me
Bray me −「だから、何だって言うんだ」(Music Video) - YouTube
なんかヘタなこと言ったらぶん殴られそうなくらいアネゴ的な感じがしました。
Tシャツにジーパン(つっても女子がよく履くスキニーとかじゃないダメージジーンズ)でロングヘアーにキャップ被ってる背の高いおねーちゃんが曲始まったら頭振ってキャップ飛んじゃう辺りがハンパなくカッコいいし、ベースも跳ねまくって右手にリストバンドして拳振り上げてガンガン煽るし、ドラムはスネアが力強くてコーラスもバッチリでスリーピースの土台をしっかり支えてるし、しかも曲調がどストレートなエモいロックでなんかもう潔さを感じるしアマチュアのレベルを軽く越えてるバンドでした。
もともと4人だったのが3人になったみたいですがそんなの初めて見た俺からしたら特に関係ないというか、すごい感動したのでどうでもいいです。
なんだろ、こう、個人的にはACIDMANぽさを感じてめちゃくちゃカッコよかった。
本人は「カッコいいと言われるより届けたい」というようなことを言っていたけどマジで素直にかっこいいと思いましたよ。
マジでどのバンドも頑張ってほしいな〜と知り合いでもなんでもないのに応援したくなりました。
■ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか」を見た。
これは去年テレ東でやってたドラマで、森三中の大島とメイプル超合金の安藤なつが主演した、フィクションとノンフィクションの中間みたいなヒューマンドラマでした。
吉祥寺に住みたいという人をその人に合った街にある物件を紹介するという内容で、今を生きる若者のもがく姿とか世の中の生きづらさや歯痒さみたいなものを東京の街を通して描いた作品で、個人的にはとても好きな部類でした。
最終話まで見て思うのはやっぱ東京って面白いよな〜ってのと、自分は親元を離れて何をしたかったんだろうかと人生そのものを考え直してみたくなる気持ちにさせられた作品だったな〜ってことでした。
なんで今更見たかっていうと、前々から気になってたのとたまたまBSで再放送やってて面白いなと思って、huluでも配信されてるってことでこれは見るしかないとなったわけです。
もし続編やるんなら見てみたいな〜と思いました。
ていうか蔵前の回で写真家のオネーサンが着てたTシャツってこの間俺が弾き語りした経堂の「浜焼太郎」って居酒屋経営してるギースさんがやってるバンドのだったよな!?そうだとしたらすごいっす!
とまあこんな感じで色々紹介させてもらいましたが、自分ももうすぐ32で色々とこれまでの人生やこれからの生き方なんかを考え直していかなきゃならんと、ここ10年以上ずーっと思ってモヤモヤしながら煮え切らない人生を歩んできているわけです。
そういう時に感情を揺さぶられる音楽とか人に出会うと、すごくいい刺激になりますね〜。
これからもずーっとモヤモヤして生きると思いますけど、日々色んな刺激を受けながら生きていきたいものです。
ではまた。
Bluetoothのスピーカーを選ぶ
ここ数年でBluetoothのスピーカー市場は活気付き、様々なメーカーがスピーカーを発売している。
かくいう私も、父親がオーディオ好きなのでちょこちょこと情報を仕入れ、小さいスピーカーを譲り受けていた。
それが
と
の二つ。
どちらがいいか比べると個人的には前者のタイプが好きで、まず本体で音量の調節ができるため、出力も大きく、小さい割りに太い音を出すところに惹かれた。でもそのぶんBluetoothの接続が悪く、ノイズが入ったりセッションが切れてしまうことも多々あるためそこが少しストレスに感じた。
逆に後者は本体での調節はできず、音量は親機での調節によるため、あんまりボリュームが上がらないがやはり後発品なだけあってBluetoothのセッションは比較的安定しているように感じた。
そんな自分の懐を介さないスピーカー事情だったが、今になって自分のスピーカーが欲しくなってきたのである。
きっかけはこれまた父親が持っていたこれだった。
この手のタイプはかなり出力も大きく、低音に合わせて側面が振動するのがとても気に入っていた。
そこに追い打ちをかけるかのように始まったのが、個人的なプチアウトドアブーム。
近所の河原でキャンプチェアーを広げて贅沢なシングルライフを謳歌するのにスピーカーが必要になってきたのである。
さらにdjay 2というアプリでDJごっこをやるにはもうちょっと音の出るスピーカーが必要なのだ。
そんなこんなで親父のあのスピーカーを狙っていたら、なんということでしょう親戚の叔父さんに譲ったというじゃあーりませんか。
親父は代わりにこれを買っていやがった。
電源入れると「トゥクトゥーン」って鳴るし、デザインもかっこいいしいい音するし、俺も買うならこれかななんて思ってて時間が過ぎていった。
しかし最近ひょんな事から臨時収入があり、大事なお金だったのでモノに使おうということで、ようやく先日スピーカーを買うに至った。
新宿のヨドバシで迷いに迷うこと数十分。
私が選んだのは散々取り上げたJBLではなく、ギターアンプで有名なMarshallのスピーカーだった。
というのも先日これまたうちの親父からMarshallのヘッドホンを譲り受けており、非常に音が気に入っていたという経緯があったため、Marshallはどんなもんじゃと気になっていた。
まあほんと色んなスピーカー試したけど、やっぱ結局最後は自分の好みってことでこいつにしました。
何が良かったかってそのツマミのいじった具合で広がる音幅が良いので色んなジャンルの音楽に合う。低音も響くし、何より音が図太くダイナミック。
またそのツマミもアンプのアレと同じなもんだからなんかニヤニヤしちゃう。
しかも電源接続した時とバッテリー駆動の時やBluetoothではなく外部接続した時もあまり音質が変わらないのがポイントゲット。
あとはこのスタイリング。ちょっと持ち手がダサいけど、箱自体はシックで高級感があり、ストラップの付け根はギターのストラップをつけるような感覚でこれまたグッド。
バッテリーも20時間も持つようでかなり使い勝手がいい。
まさにMarshall、キミに決めた!状態。
これで2017年の夏はぶいぶい言わしてやろうと思っています。
皆さんも是非、イカしたスピーカー持って屋外で遊んでみてはいかがでしょうか。
最近見たもの聞いたもの
先日、乃木坂にある国立新美術館で草間彌生展を観に行ってきた。
もともと興味はあって、今回たまたまやってるってことで、あともしかしたら年齢的にも最後かもしれないってことで「これは観ておかねば」という思いで行った。
結果として非常に楽しい、刺激的な展覧会だった。
やっぱり色使いがビビッドだからか、作品から発せられる力が物凄くて、観る側も体力が必要だった。
前衛アートってこんなに人気あったのかって思うくらい平日なのにお客さんがたくさんいて、グッズ売り場は長蛇の列だったのも印象深い。
やっぱ岡本太郎とかダリもそうだけど前衛アートってポップさが内在されていて、いや、昔はその奇抜さが別次元のものに見えていたかもしれないけど、いつの間にかそれがポピュラーになって親しいものに変わっていったからなのか、ファン層が幅広い。
また、草間彌生は性を全面に押し出した作品もあり、女性としての存在意義や価値観を問題提起した作品もあるためか女性からも非常に人気がある。
彌生ちゃん人形なんてのもありとてもカワイイ感じで売られていた。買おうか迷ったが買わなかった。
次に観たのは映画「トレインスポッティング2」。
これは僕がかなり好きな映画の続編だ。
監督もキャストも同じで20年後の彼らを描く。
内容はネタバレになるので触れないが、非常に良かった。正直あんまり期待してなかったが、オッサンになった彼らは相変わらずのクズっぷりで、フィクションではあるけれどある意味リアルだった。
あとあとレンタルとかでもいいかもしれないけど、興味があったら映画館で観たほうがいい。
ヘタしたら泣けるかもしれない。
最後はこれ。
もう6年ぶりだったんだと。6年って長いよな〜。もう彼らもかなりのオッサンなはずなのに今回のアルバムは前半から飛ばしまくりでかなり攻撃的。
共同プロデュースにスクリレックスが参加してるみたいで曲のミックスも手がけているそう。
そのせいかなんかやたらドラムの音がスクリレックスっぽい。聞いたことない人にはわからないと思うけど、芯のあるズシっとしたバスドラが今までのインキュバスにはない音だった。
ギターの音もガリガリ系でめちゃくちゃかっこいい。なんかやっぱり現代風な音作りになっている。
年を重ねても時代とともに進化するバンドはかっこいい。
メンバーもみんな相変わらずのカッコよさ。
ライナーに書いてあったけど、今回のプロデューサーがかなりメンバーを追い込んだらしく、ボーカルのブランドンはかなり歌いまくったそう。
だからかこれまでの作品(特に前作)に比べて演奏もタイトで密度が濃く、いい意味での汗臭さを感じる。
これまでのファンはもちろん前作あたりでなんか微妙だな〜と思って離れていたファンこそ聞いてみてほしい。
1曲目から拳上げてガンガンヘドバンしたくなる。
30超えて社会の荒波でモヤモヤしてるような俺にはうってつけの元気をくれるアルバムだ。
ということで、以上、最近見たもの聞いたものシリーズでした。またなにか吸収したらアウトプットします。
音楽に情熱を燃やす
燃えてほしいものの一つに脂肪があります。
私はというものの、燃やせど燃やせど脂肪を上塗りし、立派な太っちょマンとして30年以上生きています。
あぁなんて刹那。
やめたいのにやめれないのが夜勤中のカップラーメンと音楽ですね。
前にもカップラーメンの記事を書きましたが、仕事の時は必ずと言っていいほどカップラーメンを食べます。
どんどん新商品が出るので飽きることなく色んな味を堪能しています。
それと同じように音楽もどんどん新曲や新しいミュージシャンが現れては消えて行く、なんとも競争力のある世界でたくさんの方々が日々精進しています。
私はあんまり意識的にしてるわけではないですけど、毎年新しい音楽は聞くようにしていて、たまたまテレビで見たとかラジオで流れてたとかで気に入った曲は購入するようにしています。
やっぱ新しい音楽って今まで触れたことがないからワクワクするんですよね。
ましてやテレビとかラジオで一回聞いたものを自分のプレーヤーで何度も聴くもんですから色んな発見があります。
あぁ音楽っていいなと。
自分の気持ちをこんなにも揺さぶってくれるなんて。
とはいえ、新しくリリースされた物が新曲ってわけではなく、過去にリリースされた物でも新しく聞けば自分の中では新曲なのです。
私は中古屋で特価コーナーをくまなく漁ってジャケ買いすることがあります。
あのアーティストでこんなのあったのか!って発見もあれば、ジャケ買いしたらめちゃくちゃ良かったなんてのもあります。
ああ楽しいですね、音楽って。
聴いてりゃいいんですから。考える必要なんてないんですよ。
聴いて気持ちよければそれでよくて、気分に合わなけりゃ聞かなきゃいい話で。
流行ってるからとか誰某がかっこいいからとか可愛いからとかで聴くもんじゃないんですよ、音楽ってのは。
自分の本能に訴えかけてくるものを選べばいいんですよ。
訴えてこなかったらそれは合わなかったってだけで。むしろ無理して音楽聞かなくてもいいのかも。
あ、でもなんかすごく矛盾したこと言うけど、曲だけ聴いてふーんって感じだったのにライブ映像とかPV見たらなんか気に入ったってのもあります。
ミュージシャンが歌ったり演奏している姿を見てグッとくることもありますね。なんかもうよくわかんないですね。
もうなんでもいいです。適当に好きな音楽聞こう。
言っても趣味なので人の好みは千差万別、意見を押しつけるのも押しつけられるのもナンセンスでしたね。
情熱の燃やし方を間違えた午前6時でした。
アディオスアミーゴ!