最近見たもの聞いたもの 第4回
◼️メアリと魔女の花を吉祥寺で観た
スタジオジブリから脱皮したというかジブリからリストラにあった皆さんが立ち上げたスタジオボノックのデビュー作。
一言でいうと可もなく不可もなく、普通に見れた物語でした。
でも消化不良の部分とか説明不足の部分が多くてスッキリしなかったのも事実。
次に期待ですかな。とはいえ宮崎さんが新作作るとかいうニュースも聞こえてきてるのでなんとも言えない大人の事情が絡んでますね。
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◼️環ROYのライブに行った
環ROYは日本のラッパーで、個人的にはものすごく好きな方なのですが、今までタイミング合わずライブを観に行くことができませんでした。
それが今回ようやく彼のライブを観る機会が巡ってきました。
新作「なぎ」に併せたツアーの初日、渋谷WWW。
会場の客層は様々。でもオシャレなサブカル風女子が多かったように感じた。
やっぱただのラッパーじゃない。表現者としての高みを目指しているからこそ芸術分野へ足を踏み入れた証として得たお客さんなのかなと。
肝心のライブはアルバムを頭からやって過去の名曲をちょっとやって終わり。
途中で挟まれたのはお客さんが書いた折り紙に書かれた言葉をつなげてラップするいわゆるフリースタイル。
とりとめもなく時折意味の繋がる言葉たちを自在に時に強引に操るその姿は、俺が抱いていた幻想そのままで、環ROYの内面を垣間見ているようだった。
俺はこの人の言葉に救われた。だからこそ一度この目で確かめたかった。
そこにいたのは紛れもなく想像していた通りの環ROYそのもので、芸術家として飾らない素直な姿勢がとても印象に残った。
◼️またEgw Eimiを観に行った
下北沢MOZAICで行われた「ちえちゃん生誕祭 〜一度はやってみたかった〜」を観に行ってきた。
東京は雷雨、2時間で1000発の雷が落ちるという荒天の中行われたライブは、Egw Eimiが新しいフェーズに突入したことを確信させるライブだった。
以前ギターの越は「シューゲイザーがやりたい」と漏らしており、イメージとして植えつけられたポップさを捨てようとしていた。
せっかく生み出された快曲「真夜中のワンダーランド」のイメージをひっくり返すノイジーな曲をこのライブに持ってきて、ちえちゃんを祝いにきた客の度肝を抜いたのは間違いない。
真ん中の辺りにいた山中さん(大学時代の先輩)はああいう音楽大好きだから感極まって両手を挙げていた。その気持ちわからなくもない。
かくいう俺もその手の音楽は好きなので、「こりゃかなりキテるな〜」と思っていたけど、かなり客を置いて行ってるんじゃないかとも思っていた。
良く言えばロック寄りに移行したけれど、悪く言えばあの手の音楽は初期のradioheadみたいだし、この20数年の間に食い潰されたジャンルでもある。
今のリスナーはこのような音楽に新しさを感じるのか分からないけど、最近のバンドにはない骨太さも感じるので今後どうなっていくのか楽しみではある。
何よりもバンド自身のモードがそっちを向いているのならば、それだけバンドが充実している証拠だし、そのフットワークの軽さを存分に発揮して名曲を生み出してくれたらいい。
なんか偉そーに感想書いてるけど、これも俺なりのエールってことでご勘弁を。
◼️ドラクエ始めました。
3DS版を購入したけど、まとまった時間がなかなか取れないのと、隅々まで散策したがる癖が相まって全く進んでいない。
しかしまあ良くできてるよやっぱ。昔から思うけどドラクエってホントに丁寧な仕事してるよなぁ。
すぐ全クリしたがるバカがいるけど、もっとじっくりドラクエの世界にどっぷり浸かってみるのもいいと思うよ。
だから俺は俺のペースでやっていきます。
ちなみにもう買ってだいぶ経つけどまだファーリス王子を改心させた辺りです。