愛すべきACIDMANについて

私はかれこれ高校生の頃から数えると10年以上ACIDMANのファンである。

彼らに最初にはまったきっかけは赤橙である。言わずもがなの名曲である。


ACIDMAN - 赤橙

この枯れたギターサウンドと抒情的なぶっちゃけ何が言いたいのかわからない歌詞に

高校生の多感な私は虜になった。

また当時メロコアとかパンクが流行っていた時代にこういうシンプルな音楽をやっているバンドがとても魅力的だった。

あともう一つ、オオキノブオの声も良かった。

やべーじゃんこれなんつって1stアルバムの「創」を聞いてたらニューシングルの「飛光」が出るってのを当時の音楽番組で山本シュウが言っていて山本シュウがめちゃくちゃおすすめしてたのも記憶に残っている。


ACIDMAN - 飛光

これを始めて聞いた(というかテレビで見た)ときの衝撃たるや計り知れず、

これが収録されているアルバム「Loop」は何回も聞いた。今でも聞く。

なんなんだろうこのカッコよさ。この無機質感。

「type-A」「波、白く」「リピート」「アイソトープ」「turnaround」

エモーショナルなのに汗かいてないっていういか、とにかくオオキノブオの目つきが鋭くて、なんかかっこよかった。

当時のロッキングオンジャパンの表紙を飾っていたのがいつまでも記憶に残っていたので画像検索してみたらあった!これだ!

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そうだよこれ!この不敵な表情!

当時アジカンACIDMANが二大ジャパニーズエモとか呼ばれてたような気がする。

でもやっぱ対照的でアジカンはどっちかっていうとわかりやすくエモいけどACIDMANは激情型というか爆発型だったような気がする。

それから何年かたって改めて「turnaround」聞いてるともうなんか曲の後半でギターだけになってスパーンってバンドが入ってくるとこなんか鳥肌もんだななんて思ったりして、もうあのアルバムでその後の数枚のアルバムの流れができちゃった気もするし、俺的には「廻る巡る~」よりもこっちのほうが好きなんだなあ。全然ライブじゃやらないけど。

んでこのバンドとは高校出てから一旦離れて俺は洋楽一辺倒になるわけだけど、

大学入って軽音サークル入るようになるとどうしても邦ロックというのが切り離せなくて改めてコピーバンドでACIDMANやるってんで「equal」と「and world」聞いたわけ。

そしたらなによ、なんかやってて気持ちいいじゃないの!ってんでまた好きになっていったのです。

だいたい毎回コピーしてたのが「イコール」と「world symphony」と「波、白く」、「ある証明」だったなあ。ライブDVD見て真似したりなんかしちゃったりして。

そうするとライブにも足を運ぶようになって、「Life」と「beautiful greed」と「ALMA」、あと10周年だか15周年だかのツアーのファイナルは観に行ったなあ。

しかも学生の時一緒にコピバンやってたやつらと行くもんだからそら気分も余計に盛り上がるわけで、もうなんていうかいい思い出。

しかもライブDVDのエンドロールにちらっと映ったし!

そのあとフリーター時代にも当時mixiでメンバー集めてコピバンやったことあるし、ていうかリッケンバッカー買ったしっていうくらいACIDMAN好きなのです。

そんなACIDMANですが、作品的にはどうかというと、いい意味でのマンネリというか、だいたい初めに早いかっこいい曲きてインスト挟んでオシャレな曲やって最後に壮大な曲ドーンみたいなパターンでやってます。

だから俺的にはジレンマもあって、しょっちゅう新作出すもんだから(契約があるからしょうがないのかもしれないけど)、過去の良曲がないがしろにされてしまうことに違和感を覚えていたんです。

そこでそんな彼らはSecond Lineで期待に応えてくれるわけですよ。


シンプルストーリー(Second line & Acoustic live at 渋谷公会堂20111013)

まったくなんなんこのアレンジ力!(アレンジカじゃないよあれんじりょくだよ)

まあでも過去の雰囲気そのまんまで聞きたいファンもいるだろうけどそれはそれ、これはこれだわな。

だもんでなんだかんだいいながら(ぶっちゃけセカンドラインはちゃんと聞いてないけど)ずっとACIDMANが好きなのです。

なんだかんだ言いながらイチゴをクビにしないオオキの優しさ(ていうかイチゴもそんだけ努力してんだけど)を感じたり、サトマが盛り上がってキャップ振り落とす感じとかああなんかDVD見たいな!見るか!

というわけでこれからもいい作品を生み出してほしいと思ってます。

オオキノブオの意見の中で「今を一生懸命に生きる」っていうテーマには深く共感するので俺も一生懸命に今を生きたいと思います(だから最近頑張りすぎて頬が痙攣したり胃が痛くなったりするんだけれども)。

最後に個人的に一番コード抑えるのが辛い曲を貼り付けます。


ACIDMAN - world symphony(Live)

 

2017年の始まりはおだやかに

2017年が始まりましたね〜。

皆さんはどんな年越しをしたんでしょうか。

僕はいつもお世話になっている下北沢Artistで年を越しました。

でも元旦から仕事だったのでさっさと帰りました。

今年もここでライブします。

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1/19(金)下北沢Artist

OPEN19:00/START19:30

¥2000(1ドリンク込)

Ikaru(Jack Berry)/Mr.カンタロウ/矢田祐介/伊藤高

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あれ?お前どこだよって思った方、私は今年から改名して活動します。

Mr.カンタロウという名前で活動します。

なんでかっていうと、なんとなく本名で活動したくなくなってしまって、

気持ち切り替えたいなーと思って、なんでこの名前にしたかっていうと

実はうちの親が本来つけたがっていた名前がこれだったらしくて、

じゃあこれでいいんじゃないかと思って、どんな表記にするかいろいろ案を出した結果

とりあえずこれで行こうということになりました。

いうても曲はこれまでと同じなので、新曲も用意したいけどなかなかこういうのって

生み出すの難しいので今までと同じです。

見たことない人には今までがなんなのかわからんと思うけど。

まあ暇だったら見に来てつかあさい。

 

2017年に入って2週間ぐらいが経過してますが、個人的にはいい感じで予定が埋まってきてゆるやかにいいスタートを切っています。

正月早々、福島へ帰郷し祖父母の顔を見てきました。といっても4年ぶりぐらいではあるんだけれども。

田舎はいいなあなんて思ったけど、生活するとなるとやっぱ大変だよなあなんて思っていて、都会の暮らしに慣れてしまうとけっこうつらいものがある。そして寒い。

俺は車の免許を持っていないのでかなーり不便だ。

まったく車がなけりゃ何もできない。んで年取ったら危ないからなんつって車にも乗れなくなりどこへも行けなくなる。

全自動の車が商品化された暁にはそんな不便もなくなるんだろうか。いややっぱ色んな問題は残るよな、きっと。

 

さーてこれから吉祥寺にメシ食いに行くぞー。

年末はほどほどにライブをやります。

皆さま、年末いかがお過ごしでしょうか。

私の方は程々に予定が入り、程々に暇を持て余すという「ほどほど」な日々が続いております。

最近ハマっていることといえば何と言っても「ポケモン サン」です。

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おいおい今さら君は31にもなってポケモンかい?という声が聞こえてきそうですが、なんと今年はポケモン20周年だそうで、思い返せば20年前小学生だった私はバリバリのポケモントレーナーでした。

はじめに赤を買ってもらい、その後コロコロコミックで応募者全員サービスで発売された青も買ってもらいました。

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あの頃の我が家は景気よかったな〜。

一人っ子なもんで余計にね。

周りの友達もやってましたが、通信ケーブル持ってる奴があんまりいなくて対戦とか交換とかはやってませんでしたね〜。

その後は金だけやって(と言っても内容はあまり覚えてませんが)、しばらくポケモンとは距離を置いていました。

ところが今年はポケモンGOとか職場の後輩にポケモン好きがいたこともあって気になって買ってみました。

とりあえず今のとこサンは全クリしてあと細かいイベントとか図鑑収集とかをやってこうかというところです。

今はオンラインで対戦や交換ができますからね〜、技術の進歩は凄まじいです。

 

そんな私ですが、今年も残すところあと半月程なのですがライブを2本やります。

場所はいつもの下北沢アーティストです。

Acoustic Live Lounge - ARTIST

【1本目】

■12/21(水)

OPEN 19:00 / START 19:30

¥2000(1ドリンク込み)

大串直子/橋本圭太/spiny/矢田祐介

私は2番目。出演者みんな知り合いなのでアットホームなライブになると思いますのでよろしければ是非!

【2本目】

■12/25(日)

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デュオイベントに盟友罪猫ミュルと「UK」というユニット名で参加します。

クリスマス当日なのでケーキとかチキンとか出るかも⁉︎

特に我々はクリスマスとか意識しない選曲でワイワイやりたいと思ってますので良かったら遊びにきてください!(とはいえ実際私は夜勤明けなので体調はしんどいかもしれませんが・・・)

 

というわけで2016年も残すところ半月程ですが、やれることはやって勢いそのままに2017年に突入していきたいと思いますのでどうかそこんとこよろしくお願いします♪( ´▽`)

愛すべきthe band apartについて

結論から言うと、もっとthe band apartは売れてほしい。

我々の世代(自分は1985年生まれ)でバンドやってた人とかロック好きの人は多分知ってるバンド。でもいまいち分からなかったり、オシャレコード多用バンド筆頭株主で構成もよくわからなくて英語だったり、日本語だったり。

英語詞の頃が良かったとか日本語詞もいいとか、荒井さんが瘦せたとか原さんって実はそんな太ってなくてガタイいいだけだよねとか。

そんなどうでもいいことを想起させるロックバンドthe band apart。同じ名前のメタルバンドが海外にいるもこともファンの間では周知の事実。

私のこのバンドとの出会いは、大学のサークルでコピバンを見たのが初めて。

本人じゃなくてコピバンを最初に見ているというなんとも不思議な出会い。

youtu.be

コピーやってたやつらがかっこいいもんだからちゃんと聞きたくなって借りて聞いてたらもうドツボ。

なんだか都会的でオシャレな曲なんだけど、どこか汗臭いというか男臭い硬派なロックを感じてすぐ虜になってしまった。

あれからかれこれ10年以上好きで、最近はアコースティックアルバムなんてのも発売する彼ら。

youtu.be

有名なんだけどイマイチ大ブレイクとはいかない。というかもうその辺の位置を築き上げてる気もする。

なぜなのか。彼らもそれでいいとか思ってそうだけど、俺としてはもっと売れてほしい。

ていうかもっと多くの人が知るべきだ。

こんなにすばらしい音楽を作っているのに一部のファンにしか知られていないというか「Eric.W」のバンドだと思われていてはとても残念だ。

なぜなのか。

自分なりに思い当たる理由はある。それはライブの不安定さだ。

youtu.be

これはタイでのライブだからというのもあるだろうけれどもそれでもこんなに不安定なのかと。てんでリズムもバラバラ、曲は複雑でしっかり決めなきゃいけないところも決めきれない。代表曲の「Eric.W」ですらこのクオリティ。学生のちょっとうまいコピーバンドみたいなレベル。録音されてる音が悪いんだよって言ってもこれじゃノりたくてもノれねえよって。荒井さんの歌い方もソロを経てより粘っこいし。

日本のファンはこれもまたバンアパの味だとよくわからないクサヤ的感覚を持ち合わせているし、これまで発売されている正規のパッケージ盤のクオリティは半端じゃないから納得しちゃうんだけどもほんとに彼らのライブは昔から不安定だ。

そこで安定して楽しめるいわゆる「ショー」としてのライブができるようになれば色んなとこに引っ張りだこだろうしもっと多くの人たちにウケると思うのですよ私は。

声優界の重鎮、坂本真綾ともコラボしているのですよ。

youtu.be

この曲はバンアパです。素晴らしいではありませんか。こうしてアニメ界にも浸食しようとしているし現に原さんはアニオタだし。

ニッチなバンドで終わる人たちではないと思っているしここまでの曲を作れるバンドがそうあるべきではない。

明らかに2000年代の邦楽バンドはバンアパ以前と以後で別れるほどに曲作りに影響力もある。RADWIMPSだって[Alexandros]だってKEYTALKだってBlue Encountだってそうだ。

それまで2本のギターは互いを邪魔しないように音を分けてコードを弾いたり厚みを増すための音作りになっていることが多かった。

the band apartのようにバッキングとリードの役割が明確に分かれ、フュージョンバンドのような絶妙なアンサンブルを奏でているバンドがそれまであっただろうか。それをオルタナティブなロックとして落とし込んでいるバンドがあっただろうか。またそれをシンプルに2本のギターで表現しているバンドがあっただろうか。

バンアパACIDMANの功績は非常にでかい。

つまるところ、the band apartはもっとライブが安定してダイナミックな表現を安定的に提供できるようになればもっともっと広まっていくのではないのだろうかと思う。海外でもきっと人気が出る。海外のフェスに呼ばれるようになる。もっと売れるようになる。ていうか売れてほしい。

きっと彼らはそれを望まないのだろうけど。だからあえてあのクオリティのライブを続けているのだと思ってしまいかねない。

やはり愛すべきthe band apart。naked最高でしたよ。改めて「Eric.W」っていい曲だなって思いました。ほんとに。このクオリティが生で聞けたらほんとにうれしい。

とはいえ日本じゃなかなかバンアパのライブもチケットが取れず、気が付きゃソールドアウトになるほど人気もある。ニッチな需要は非常にあるようです。俺みたいなシフト勤務で先々の予定も決めづらい仕事に従事している人からするとこれはしんどい。久々に生で見たいですよ。ぶっちゃけ口ロロとのコラボあんまり良くなかったですよ。

「Eric.W」に乗ったいとうせいこうのラップはあんまり気持ちよくないですね。「ヒップホップの初期衝動」のころはすごくかっこ良かったけど。

youtu.be

話がそれたが、結論は最初に書いた通り、もっとthe band apartは売れるべきだということ。これからも応援し続けます。これからも素晴らしい曲で感動させてください。

カップラーメンは少し高くてもいい

仕事中の食事はもっぱらカップラーメンを食べる。

健康に良くないことは重々承知だが、某スーパーのCMのように「やっぱコスパ」なのである。もちろんスープまで飲む。(←それが良くないのだけれども)

とはいえカップラーメンならなんでもいいってわけではない。

安価のものばかり食べていても飽きてしまう。

だから私は少し値段の高いカップラーメンを食べることが多い。値段でいうと200〜300円程度。

カップラーメンは安くてなんぼという人には受け入れられないかもしれないが、通常ラーメン屋で一杯1000円近く出せるのにカップラーメンに300円弱出せないってのはどういう了見なんだろうと自分なりに解釈した結果、何のことはない、気にせず買って食えば良いのだとシンプルな答えに行きついた。

カップラーメンとラーメン屋のラーメンにどんな差があるのかってのは比べちゃいけないんだろうけど、やっぱりどこかでカップラーメンを下劣なモノとして蔑んでいたのかもしれない。

ここであえて言いたい。今やカップラーメンはかなり旨くなっている。

うまいインスタントラーメンの代表格「マルちゃん正麺」シリーズはなおのこと、

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うまいヌードルでお馴染み「ニュータッチ凄麺」シリーズもかなりキている。

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そこで最近の新興勢力が中部地方を中心に展開するスガキヤが手がけるカップラーメン。

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これまた様々な種類が発売されていて飽きがこないおいしさ。

さあ食べたくなってきたのではなかろうか。

コンビニに行けば各コンビニ限定のカップラーメンも発売されており、とにかく種類は豊富だ。

やはり少し値が張るカップラーメンはスープなり麺なりにこだわりを持っていることが多い。

カップヌードル系のように縮れて縮こまってる麺ではなく、縮れてはいるけれどお湯を入れて時間が経つとしっかりほぐれて生麺風になる。

それだけの企業努力を重ねている。

もちろん100円台のカップラーメンはそれはそれでうまい。この値段にこの味を落とし込むというのは並大抵の努力ではない。

とまあ長々と書いてしまったが、私はこれからも続々と発売されるカップラーメンをできる限り食べていきたいと思う。

ちょっと高価なカップラーメンに幸あれ。

最近の流行り(マイブーム)

マイブームなんて今さら使っていいのかどうかって言葉ですが、最近の自分の中での流行を紹介します。

 

●もつ鍋

自分で作ってます。独身30代男性が自分で作って自分で食べる鍋というのはとても哀愁を感じさせるかもしれませんが、これまたウマいので最近しょっちゅう作ってます。

具材は豚もつ、豚肉(細切れ)、大根、にんじん、もやし、ごぼう、豆腐(木綿)と具沢山です。最近は豚汁セットなんつってカットされてる野菜のセットも売ってるので非常に楽です。

スープは基本的に味噌ベース。豆板醤やおろしにんにく、めんつゆなどで味を整えます。

もともとは居酒屋で出るようなモツ煮込みが作りたくてやってみたんですけど、結局鍋として食べてしまってます。

正直なとこ、作ってみると違いがよくわかりません。

 

●MUSIC AIR

という名前のケーブルテレビのチャンネルがありまして、なぜかわからないですが見れるようになってました。

たぶんこれちゃんと手続きしないといけないやつなので、JCOMに言わないとと思っています。

しかしまあこのチャンネル、洋楽に特化したチャンネルのようで、非常に楽しく見てます。

追加料金払ってこのチャンネルだけ見れるようにしてほしいぐらいです。

基本的にドキュメンタリーとかライブ映像が多いんですけど、番組のチョイスがちょっと推奨年齢高めで、ピンクフロイドとかチープトリックとかエリッククラプトンとかジミヘンとかのライブ映像が見れちゃうわけです。

youtubeでも見れちゃうのかもしれないけど、自分で探して見るのと無作為に選ばれた中で見るのとでは音楽への感じ方が大きく違うように思います。

こんな素晴らしいチャンネルがあったとは。

スペシャとかエムオンの〇〇ランキングばっかりの番組より何倍も良いです。

改めて日本の音楽業界というのは権利にうるさすぎる業界だと感じます。

ジャスラックとかいう独占的な権利団体のせいでもっといろんな音楽を広めたいと思っている人が憂き目にあっているように思います。

だから権利を持ったレコード会社が推薦するミュージシャンの曲ばっかり世の中に溢れてしまうのです。

音楽というのはプレーヤーとリスナーだけじゃないと思っていて、音楽を広める人、いわゆるプロモーターとかDJのような人がもっと個人レベルで増えないとどうでもいいような流行歌ばかりが増えてしまって、音楽業界がつまんなくなってしまうと思うんです。

日本はいちいち権利にうるさいから、いいミュージシャンのライブ映像も誰かが動画投稿サイトにアップするとすぐ消されるし、公式チャンネルは短い映像しか無かったりでどうでもいい音楽を出し惜しみしてる風潮があってとっても不満です。

海外の有名なバンドなんかはライブ映像がフルでアップされたりしてるし、PVとか貴重な映像もガンガン投稿されてます。

きっと海外ではそれなりに問題になっているのでしょう。海外のライブ映像見てると会場で堂々と動画撮影してる人が映ってますよね。個人的にはその光景は非常に不快に感じます。

でもその肖像権というものがある意味ユルい文化的背景があるからこそ、欧米では音楽の土壌が豊かなのかもしれません。

日本だって毎晩いろんなライブハウスでいろんなミュージシャンが演奏してるんです。

俺がやってるクソみたいな音楽から、めちゃくちゃかっこよくて人を感動させることができる音楽まで、日本だって音楽の土壌はめちゃくちゃ豊かなはずなのになんで人目に触れる音楽は似たような曲ばっかりなんでしょうか。

特にシンガーソングライターとして毎年メジャーデビューする女の子の曲はどうしていつも似たような音楽ばかりなのでしょうか。

なんであんなに密度の濃い音楽にしなければならないんでしょうか。

もう少しスカスカな音楽でもいいんじゃないでしょうか。

どうしてあんなに多重録音で音に厚みを持たせなければならないんでしょうか。山下達郎とか小田和正のせいでしょうか。

結局誰がデビューしても声しか個性が無いと感じます。それは音楽ではなく声楽です。

とはいえ、音楽の良し悪しなんてのはみんなそれぞれ違うし、感じ方も人それぞれなのでもうこれ以上言うのはやめといたほうがいいよと誰かに言われている気がします。

 

マイブームを紹介するはずだったのに思いの外話がそれて熱くなってしまいました。

こんな回もあっていいでしょ。たぶん。

あとこれだけは言っておきたいのが、若くて才能あるミュージシャンをフィーチャーするのもいいけど、いぶし銀で何年もキャリア積んでるミュージシャンももっとフィーチャーしてもいいと思います。最近有名になった竹原ピストルを見てるとホントにそう思います。

知ってるやつだけ知ってりゃいいやとか、わかってくれるやつだけわかってほしいとかそれでもあんたはいいんだろうけど、世の中にはもっとあんたみたいな人を知りたいと思ってる人がたくさんいるんだよ。ってことです。ではまた。

 

 

この間ライブやりました。

告知していた通り、11/10にライブやりました。

今回はちょっと万全ではなく、夜勤明けで寝起きでやっぱ体調良くなくて、なんつー言い訳ばかりなんですけど良くないライブでした。

あとやっぱり自分の曲ってあんまり良くないなーと。作曲も作詞もセンスないなーなんて思っていたんですけど、最近やっぱりそう思います。

というわけで来年からはというかもうすぐにでも色んな曲をカバーしようと思います。

洋楽もがんばって歌詞覚えて、ってことをいっぱいやって行けば、いつかセンスが磨かれるのではないかと。

ていうか学生の頃はコピーばっかやってたけど最近はそういうのから逃げていたなあと。

改めて曲と向き合って、昔ニルヴァーナの「smells like teenspirit」を聴きまくってたときのように初心に帰ってみようかなと思います。

Nirvana - Smells Like Teen Spirit - YouTube

そんなことを思いながら小田急線に揺られて帰宅します。